十五夜と十三夜、月見団子の並べ方

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こんばんは。十月に入って一気に秋らしくなりました。ただ年々「秋」が短くなっている気がしています。

さて本日は「月見団子」の並べ方です。

毎年十五夜の際に必ず聞かれる質問で、「並べ方」と「食べ方」をセットで聞かれることもあります。小さなお子様がいらっしゃったりすると一度くらいはちゃんと並べてみたいと思うご家庭も多いようです。本年の十五夜はもう過ぎてしまいましたが、今週末が十三夜ですのでまとめてご説明いたします。
なお並べ方は諸説ありまして、以下は見た目それらしく簡単なものをご案内しています。地域によって異なる場合もございます。絶対の正解というものではありませんのでその点ご承知おきください。

十五夜

お団子は15個。当店でも15個を一組として販売しております。

 一般的にまっさきに思い浮かぶお月見団子のイメージはこのような形だと思います。ですがこのイメージでいくと1段目が3×3で9個、二段目が2×2で4個、三段目が1個で合計14個となってしまいます。
もったいぶる必要もないので15個きっちり並べる場合はこちらです。
横から見ると
 このような形です。これで正面から見るときれいな三角形で、数は15個となります。ちなみにすすきなどを飾る場合は、お月さまから見て、左手にすすき、右手にお団子となります。 

十三夜

続いて十三夜の場合。こちらは単純です。十五夜から2個除きますので

正面から見るとこのようになります。

なんだ、そんなことかと言われてしまいそうですが、ぱっと出来る月見団子の並べ方でした。
「並べ方」の次は「食べ方」ですが、そのままや砂糖醤油とか切って椀物に入れてお召し上がりになることが多いように思います。ただ食べ方はいろいろあったほうが良いのかなと思い、お店では十五夜の際にみたらしをご用意致しました。小さなお子様には喜んでいただけているようですので十三夜でもご用意致します。こちらは数に限りがございます。ご予約の御客様が優先になりますので、一度試してみたいという御客様は出来ればお電話いただけると嬉しいです。なんだか図が多くて和菓子屋さんらしくない記事になってしまいました。
来週10/21(日)が十三夜、別名栗名月と呼ばれます。お月見団子、お月見饅頭とともに栗のお菓子もご用意しております。
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