動画を見ながら楽しめる和菓子手作りキットを販売
このたび新妻屋では和菓子手作りキット「銘々箱(めいめいばこ)」を2月28日より販売いたします。春にぴったりの桜の練切が自宅で楽しめる和菓子の手作りキットで、今回は器とのセットでご用意します。
抜けるような青空色のお皿に自作の桜のお菓子を載せて、季節を五感でお楽しみいただければ幸いです。
「銘々箱」3つの特徴
本商品は昨年よりオンラインで開催した和菓子作り教室を、解説動画を見ながらお好きな時間にお楽しみいただけるよう工夫を凝らしたキットになります。さらに今回は茶道具を主に作られている陶芸家、中村正史氏による銘々皿をセットで販売いたします。おうち時間を少しでも楽しく過ごしていただきたいとの思いにご賛同いただき、このたびご協力いただけることとなりました。
- オンラインでの和菓子教室、陶芸家との協業、どちらも群馬県の和菓子店では初めての試みです
- ご自宅に居ながら本格的な和菓子作りがお楽しみいただけます
- 茶陶を専らとする中村正史造の華やかな交趾焼銘々皿がセットになります。
お一人でも、ご家族・ご友人とご一緒にも「作って、目で見て、召し上がって」お楽しみいただけます。自作のお菓子をSNSに投稿いただくことで外出自粛の中でも新しいつながりを創造できればと願っております。
「銘々箱」の出来るまで
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響から、新妻屋でも昨年初めてオンラインでの和菓子作り教室を開催しました。その経験を踏まえて、時間や人数を問わず、ゆったりと和菓子に触れる機会を作っていきたいと考えておりました。そこに、和菓子を楽しむ時間がより素敵なものになるように器でお手伝いしたいと考えられていた中村正史氏と茶道を介してご縁をいただきました。微力ながら少しでも楽しくおうち時間を過ごしていただきたい、できれば日本の伝統文化に触れる機会を設けたいと二人で熟慮した結果、今回の商品が実現いたしました。
なお京都と群馬という距離と再度の緊急事態宣言発出もあり、企画段階から打ち合わせなど全てオンラインにて行われました。
「銘々箱」の中身は・・・
本品は、3個分のお菓子作りの材料、見本、簡易道具、中村正史造の銘々皿がセットとなります。
商品名称 | 和菓子手作りキット「銘々箱」 |
商品内容 | 和菓子作り用材料3個分 和菓子作り用の簡易道具 新妻屋五代目作成の菓子見本1個 中村正史造 浅黄交趾銘々皿 |
価格 | 4,600円(税込) |
販売日および販売箇所 | 2021年2月28日より注文受付 御菓子司新妻屋ネットショップ(https://niitsumaya.thebase.in) 御菓子司新妻屋(本店、青柳大師店)※ご注文のみ |
お受け渡し | 店頭受け取りおよび配送(別途送料がかかります) |
中村正史略歴
京都府京都市。昭和51年生まれ。作陶歴18年。交趾焼の技法を用いた陶磁器、主に茶陶(茶道具)を作成。現代の名工である二代中村翠嵐の甥であり後継。
こちらから、中村翠嵐公式ホームページをご覧いただけます。
髙野善明略歴
群馬県前橋市。昭和51年生まれ。1885年創業、御菓子司 新妻屋五代目。和菓子製造1級技能士。
自分で作るのはちょっと大変そうという方はこちら。
中村正史造の浅黄交趾銘々皿に合わせた春のお菓子、二種4個を詰め合わせた商品をご用意いたします。こちらは浅黄色に映えるよう普段とは違う形で色を調整し、味の組み合わせなども今回のために特別にご用意したものです。
菜の花きんとん
薯蕷餡と言われる餡を普段より濃く仕上げ、中にはその風味に負けないよう渋を切らずに炊き上げた粒餡を合わせています。素朴ながらも濃い味わいを、あまり見かけない細そぼろのきんとんでお楽しみください。
花かざり
軽羹と浮島、白羊羹の3層仕上げの切り出し物です。軽羹は鹿児島名物として有名ですが細かい米粉を使いきめ細かく仕上げ、薄紅に染め、さらに塩漬けした桜の花びらのみを合わせています。そんな軽羹生地と緑染の浮島生地で白羊羹を挟んで仕上げています。
内容 | 薯蕷製粒餡 菜の花きんとん2個 蒸し合わせ 花かざり2個 中村正史造 浅黄交趾銘々皿 |
価格 | 4,300円(税込) |
原材料 | 砂糖、白生餡、大和芋、大納言小豆、米粉、卵、小麦粉、塩漬桜花、イラ粉/トレハロース、着色料 |
賞味期限 | 3日間 |
保存方法 | 高温多湿、直射日光を避けて保管ください。 |
製造者 | 有限会社新妻屋 前橋市表町二丁目19-9 |
今後もオンラインでの企画を現在検討中です。まずはぜひ一度和菓子作りを体験いただき、「#銘々箱」でSNSにご投稿ください!